「後回し癖」が会社の成長を止める?
「あの件、どうなった?」 「あ、すみません!今ちょうどやろうと思ってたところです…」
この会話、あなたの会社でも日常茶飯事になっていませんか?やるべきことは分かっているのに、ついつい後回しにして納期ギリギリで慌てふためく…。
この記事では、個人の根性論に頼らず、チーム全体の行動量を劇的に引き上げ、「すぐやる文化」を組織に根付かせる驚くほどシンプルで強力な法則をご紹介します。
行動量と成果が10倍になる「後回し」撲滅の3大原則
なぜか仕事が終わらない会社には「見えないブレーキ」があります。完了していないタスクが頭の中に居座り、目の前の仕事への集中力を削いでいるのです。
1
ピッと思ったらパッとやる。「ピッパの法則」
5分以内で終わることはその場で即座に片付ける。すぐにはできないことは、その場でスケジュール帳を開き、取り組む時間を確保する。
2
脳のメモリは「覚える」な。「考える」だけに使え
すべてを外部ツールに記録し、一度思考したことは、100%実行に移される仕組みを作る。思いついたことは一瞬たりとも逃さずメモする。
3
「後でじっくり考えよう」は、仕事が遅い人の決まり文句
会議や打ち合わせの目的は、その場で「何を」「どうするか」を完全に決めきり、残す作業を「手を動かすだけ」の状態にすること。
「ピッパの法則」で行動量が3倍に
「ピッパの法則」とは、株式会社 北の達人コーポレーション 代表取締役社長の木下勝寿氏の言葉で、「ピッと思いついたら、パッとやる」というシンプルな法則です。
木下氏がリクルートで新人営業をしていた頃、成果を出す経営者は思考を即座に実行に移すことに気づきました。この法則を導入した多くの企業から「チームの仕事量が3倍になった」「売上が明らかに上がった」という報告が寄せられています。
最初は違和感があるかもしれませんが、人間は2週間続ければそれが習慣になります。
今日から始める「すぐやる文化」
いきなり全てを実践するのは難しいかもしれません。まずは次の会議でこう宣言してみましょう:
「今日の会議で決まったことで、自分のやるべきことが1ミリでも不明確な人は、この場で分かるまで質問してください。この会議室を出たら、あとは作業するだけの状態にしましょう」
そして、どんなに初歩的な質問でも丁寧に答えてあげてください。この小さな変化が、チーム内に「その場で解決する」という文化を生み出す大きな一歩になります。
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